東京東中野 ケアプランサービス/身体介護/生活援助 『葉っぱのフレディ・ヘルパーセンター』 片山所長の徒然日記

学習会で取り上げた『ヒヤリハット』

水曜日, 3月 31st, 2010

ヒヤリハットの予防その1・・ご利用者によく説明し納得して頂いた上でケアをすることが基本です。

3月31日(水) 明日から4月ですが、昨日までは雪がちらつく、真冬・・?と感じるほどの寒さでした。  当センターのヘルパー達は毎年花粉アレルギーで苦しむ人が多いのですが、今年は不思議と、花粉症状が強くありません、昨夜のテレビニュースでは、すぎ から ひのきへと花粉が変わったと述べていました。低い気温にも関係ありか?などと考えています。          

◆毎月第4土曜日は『フレディの学習会』です。これは必須であり、10年間継続しております。 → 業務連絡の後、4グループに分かれて昼食をはさみながら、ワークショップとケースカンファレンスで、4時間を共に過ごします。  ◆今回はワークショップで、ヘルパー達が経験した『ヒヤリハット』を取り上げ、討論し、発表しました。          

 ◆◆◆◆その内の2~3をを紹介します。 ◆◆①認知症の方が、化粧水を点眼しようとした。 ◆◆退院後足腰の筋力低下が顕著に進んだAさんのトイレ介助の際、便座まで誘導しようとしたが拒否されたので、仕方なくドアの外で待っていたが、中で音がした…便座に座ろうとして尻もちをついたらしい、(腕の筋力低下で手すりで支えられない、足の筋力低下で力が入らない。)◆◆食事介助中お話好きな方で、おしゃべりしながらごっくんをしたが、むせてしまった。  

◆◆コメント: ヒヤリハットは まさか・・うっかり・・が大きな事故につながります。が、人間は無意識のうちにミスしてしまう事はよくあることです。。葉っぱのフレディ・ヘルパーセンターではヘルパー各自が経験したヒヤリハットを発表することで、当の本人は二度と繰り返さないという反省に成ります。さらにそれを聞いた他のヘルパー達も自分もそのケアの時には気をつけようと思います。    ◆◆難聴の利用者に対して、本人が理解され納得されるまで、非言語的コミュニケーションを交えて、説明する必要を感じました。 それは、当センターのヘルパーがその利用者が難聴であることをつい忘れて後ろから、普通に声を掛け椅子を引きました。その利用者は危うくシャワーチェアーから滑り落ちそうになりました。                    ◆◆◆ヒヤリハットは、ひやりとする前に予知し、防ぎたい事です。ハッとした時には十分反省することが大切です。 さらに、ケアの基本ですが、一つのケアに入る前に、利用者が納得するまで説明すること。②例のようにヘルパーは利用者の筋力低下は良く分かっていたのに、利用者の拒否をそのまま受け入れたことです。利用者に説明し納得した上でケアすればよかった。次回からは便座に座るまで見届けてケアしています。説明の仕方(コミュニケーション)さらに ケアには冷静さ と落ち着いて行動することが大切です。    かたやま

             おぼろ月夜〝たそがれて庭を見る楽(ラク)〝 1年10ヶ月

                                                     


3月17日(水)フレディニュースVol.10 発行しました。

水曜日, 3月 17th, 2010

3/12(金)フレディニュース10号が完成しました。取材から編集、印刷まですべてべ手作りで、A3版、二つ折りのニュースです。ご覧になりたい方はお申し込みください、お送りいたします。

                ***************************上の画像をクリックして拡大することが出来ます。

先日、ある集まりで聖路加国際病院理事長の日野原重明先生とご一緒しました。先生は来年100歳になられますが、現役の循環器のドクターです。かく鑠とされ、行動力のある好奇心旺盛な方です。  100歳の記念ニューヨーク公演(葉っぱのフレディ・いのちの旅)ミュージカルも8月公演を目指し、着々と準備されているようです。今回、驚いたことには、行く先々で(2~3か所)で、「あ!日野原先生! 」と、人々(男女)が集まり、ツーショットの写真やサインを求められ、まるで人気タレントさんのようでした。先生はその方々に丁寧に対応され、お断りすることなく、応えておられました。日野原先生のお人柄が伺えるひと時でした。 さすが先生に声を掛けてこられた方々は、皆様ご年配の方ばかりでした    ・・・・・・春の嵐のような一日でした・・・・・・

ヘルパーとのひと時 : フレディの事例から・・・・・ 最近では老老介護、認認介護の家族が増えている。83歳の認知症のAさんは86歳の夫と二人暮らし。 半年前までは、二人でお散歩もされていたが、今では『500メートル歩くにも15分以上かかるんだよ・・』と夫は何時も怒っている。  複数の病気を抱え病院通いを余儀なくされる高齢の夫は最近、益々短気になってきた。、動作が緩慢な妻には常にイライラして強い言葉を投げかける。妻も負けずに言葉を返す。しかしケンカの原因はすぐに忘れてしまうが嫌な気分として残るので、自室のベッドに潜り込んでしまう事が多くなった。  最近は週2回入るヘルパーが買い物を兼ね、必ず外出介助しているが、Aさんは外出着に着替え必ず化粧を忘れない…いつまでも女性にとってオシャレは大切なことです。 ヘルパーとの外出は、Aさんにとって実に穏やかな時間。道端の花を見つけては「きれいね」木々の紅葉は立ち止まって鑑賞する等、元気な頃はカメラが趣味だっただけに、活き活きした表情をされる。  必ず野菜を主とした買い物するが、品数が多くなるとヘルパーを気遣い半分荷物を持って下さる優しい一面も示される。  一日中夫と二人きりの生活でAさんにとっては、たった30~40分の外出はどれだけ心を癒すひと時に成っているかが分かる。   一方、夫も妻が外出中はホットするのか帰宅するとソファーで眠っていることが多いようだ。  ヘルパーの訪問は1.5時間ほどだが、買い物から帰ると一緒に台所にはいる。「何をして良いか分からない…頭が真っ白・・」と言いながらも、ヘルパーがお願いすると、手早く野菜を刻んだり・・ウドの酢味噌和えを・・と云うと、ウドを手際よく切って下さる。このように毎日が穏やかに、楽しい気分で過ごせることがAさんにとって最高の癒しであり、治療だと思う。少ない時間ではあるが、ヘルパーはこの1.5時間を大切にし最高のケアを提供すること、今の事は忘れてしまっても、穏やかないい気分はAさんの心に残るはである  ◆週3日デイサービスに出かけている。  さらに、最近、夫も介護申請の手続きをした。

★今後、葉っぱのフレディ・ヘルパーセンターをご利用下さる方々のケアに関する・・介護の一言・・を加えてゆきたいと思います。  R,かたやま。

        

                 

楽(らく)1年10ヶ月 少々メタボが気になる。人間のことばは話せないが、その時々で変化させる。特に空腹の時はゴロニャーン」だ。最近では脂肪分20%カットの食事だ。まずいけど空腹には変えがたい。                

               


2010年1月23日(土)第1回学習会

月曜日, 1月 25th, 2010

23日(土)は、定例学習会でした。

毎年、第1回目の学習会で、年頭のあいさつの中に、今年の「フレディの合言葉」を発表します。

今年の合言葉≪努力・進歩≫です。 ちなみに、昨年≪フレディの3K≫でした・・感動・感激・感謝の気持ちを1年間でどれだけ体験できたか?・・・・・・12月に発表しました。

葉っぱのフレディは今年は開設以来11年目に入りました。今までは暗中模索・試行錯誤でした・・と言えました。 これから1年1年は、世間の評価は 厳しくなります。ケアマネージャー・ヘルパー・介護福祉士其々、一人一人が、今までどおりではいけません。努力し、進歩して、介護のレベルアップが必要で す。

自分の長所・短所・強み・弱みをきちんと振り返り、

介護の知識。技術をアップしつつ、人間性もさらに磨いていく必要があります。

……と云う事で、今年の合言葉を≪努力し、進歩する≫に決めました。どう努力するか?具体策と共に、自分に対して行動目標を立てることにしました

其々の行動目標は、来月のバス研修ツアーで発表する事に決めました。

アートフラワー講習会

学習会の後、会場はそのまま当センター内のセミナールームで、

約1時間ほどでしたが、高橋千恵子先生の指導で、≪桜の花≫を作りました。

先生はあらかじめ、絹の布をご自身で染め、出来上がりは、まさに本物のさくらでした。

淡い色から少し濃くと桜の花びら、若葉の葉っぱも染めて来てくださり、みな一生懸命

取り組みました。部屋は、桜の花盛り、香りが他tだよってくるような、華やかなクラス

でした。どうぞ、写真をご覧ください。