東京東中野 ケアプランサービス/身体介護/生活援助 『葉っぱのフレディ・ヘルパーセンター』 片山所長の徒然日記

在宅ケアの実習が始まりました。H23.9.1~H23.9.22まで実施。

木曜日, 9月 1st, 2011

2011年9月1日

本日10:00~12:00、ライフプランニングセンター(健康教育サービスセンター)のホームヘルパー2級研修生20名の実習オリエンテーションをしました。当センターのセミナールーム(ダーウイン)で行いました。

本日午後から毎日、実習生1~2名が在宅ケアの実習を2~4時間、当センターのヘルパーに同行して実施します。

オリエンテーションでは、当センターのご利用者さんの情報をプライバシーを守りつつ実習中の服装や態度等のマナーを含め、当センターの理念と共に話をしました。

そして残りの1時間は、サービス提供責任者とバトンタッチして、実習場所・担当ヘルパーの紹介、集合場所など詳細のを話しました。

まだまだ残暑も厳しく、大型台風も接近しているので、無事全員の実習が終了する事を祈っています。

 

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ライフプランニングセンター(以下LPCと云う)は千代田区の永田町にあります。

かつて私は、ここの5Fの健康教育サービスセンターの所長を経て、訪問看護ステーション千代田の所長をして居りました。葉っぱのフレディ・ヘルパーセンターを命名下さった日野原重明先生(聖路加国際病院理事長)はLPCの理事長でもあります。

日野原先生は本年10月4日に満100歳のお誕生日を迎えられます。

凄いですね。未だ現役の医師としての活動はもとより講演、執筆活動と全国どころか外国での活動も日常的にこなして居られます。とにかく凄い!!大尊敬です。

10月8日(土)午後7時30分~8時43分の予定でNHK総合テレビ

NHKスペシャル『日野原重明100歳』の番組他、10月には様々なイベントが行われます。


猛暑が迫っています

金曜日, 7月 1st, 2011

徒然日記  7月1日(金)   暑くなりました。

梅雨は何処へ? 東京も35度を超える暑さに、フレディのヘルパー達は汗だくで訪問から帰ってきます。これからが厳しい猛暑に向かいどうなります事か、

2~3日前、Aさん(94歳)を訪問したヘルパーは、Aさんがスイッチを入れた電気毛布を足元に掛けベッドに横たわって居ました。部屋の窓は全部閉まっていたため、一瞬“熱中症”では?と思い即、窓を開けようとすると『開けるな!』と一括され、電気毛布に対しては『寒いんだよ』・・・と拒否されました。やむなくヘルパーは他の部屋の窓をそっと開けて掃除などのケアを汗だくで終えました。幸い、ペットボトルのお茶は一気に200cc位飲んで下さり、水分補給は出来ました。更に枕元に、十分な飲み物を用意しました。

高齢になると、のどの渇きをあまり感じなくなり、さらに汗もあまりかかない為,介護サイドが気づかないと熱中症の危険があります。

ご利用者様方には部屋の風通し、室温、水分補給など注意が必要です。

さらに、ご利用者様だけでなく、ヘルパー達にも熱中症予防が必要です。

6月25日(土)毎月一回第4土曜は定例学習会です。本年度の計画通り『心肺蘇生法』の実習をしました。中野消防署から3名の消防士さんが来て下さり、一般的な知識の説明を聞き、その後ヘルパー35名全員が二人ひと組でデモ人形を使い『心肺蘇生法とAED』の訓練をしました。「百聞は一見に如かず」・・話を聞くだけでなく実際に一回でも経験すると駅などでよく見かける『AED』に対しても注意するようになります。

これら始まる夏に向かい、健康の自主管理をし、睡眠、栄養、水分補給、涼を取る、炎天下では日陰を見つけて歩くなど、自宅では風通し良く、節電を心がけながら、クーラーをスイッチオンしたいです。


震災地の在宅は・・・・・?

木曜日, 4月 14th, 2011

徒然日記

4月14日(木)

東北関東大震災から1ヵ月が過ぎました。被災状況のニュースを毎日見るたびにこころが痛みます。「かならず復興します!」という力強い声を被災者自身から聞き、かえってこちらが勇気づけられ、これではいけない!私達は何をどうする?何が出来る?と悶々としています。

1ヵ月を過ぎ避難者の健康上の重大問題が次々出てきました。

最も多いのが不眠32%、めまい22%、血圧上昇14%、うつ状態7%だそうです(4/21)これらの症状は夫々が関連しあって増強されるように思いました。その他、蕁麻疹、アトピーの悪化、さらには赤ちゃんの夜泣きなどがあげられていました。

どうすれば良いかは、一日も早い仮設住宅の完備はだれもが分っている事ですが、

土地の確保、その数等で遅々としているようです。

テレビ局の取材の方が『避難者の多くは自分から訴え出ることが少ないため、そのニーズを掴めない宮城県では、他府県はらの医師団の派遣を断っているらしいと』と報道していてびっくりしました。

1か月目にやっと歯科医師の訪問があった或る避難所では,歯科医師が、熱心に歯の治療、入れ歯作りと同時に口腔ケアを実施していたのが印象に残りました。

口腔ケアを徹底するだけでも、誤嚥性肺炎を防ぐ事が出来るので、避難者からの訴えがなくても、医療サイドがもっと情報収集するべきではないかと思います。

折角助かった方々の尊い命をどうすれば守れるのでしょうか?

被災地の在宅ケアはどうなっているのでしょうか?

在宅医療に携わっている者にとって、被災地の在宅ケアが気にかかって居ました。

今朝のニュースで被災地の訪問ナースの活躍が報じられていました。

ガソリンがなく震災から10目にやっと訪問できたそうです。

寝たきり状態の方の両足の踵、指の重なった部分に大きな褥創(床ずれ)が出来、痛々しい状態でした。3週間ぶりに訪問した方は3週間前は何とか歩いていたが、今は座りっきりに成っていました。

今回の徒然日記は、何の解決策も無いままに震災1か月目の被災地の医療事情のほんの一部を羅列したに過ぎません。

◆今迄に当センターが出来た事:

センターとして義援金を送りました≪日赤≫、

医療物資(マスク・グローブ等を段ボールで)仙台のあおぞらヘルパーセンターに送りました。

◆これから・・何が出来るか?  広く義援金を集め目的を持って送りたい。節電。